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不妊治療

不妊症とは、妊娠を望む健康な男女が一定期間(約1年)避妊をせずに性交をしているにもかかわらず、妊娠をしないものをいいます。

不妊症の原因にはいくつかありますが、まずは加齢による卵胞予備能の低下。次に排卵障害の可能性が高い無月経(月経が3カ月以上ない)や稀発月経(月経周期が39日~3カ月)。また、重度の子宮内膜症によって子宮周囲癒着が起き卵管が詰まっていることや子宮筋腫(粘膜下筋腫、子宮腔内の変形を伴う筋層内筋腫)などがあげられます。

年齢関係なく、月経周期が長い、生理痛がひどい、経血量が多いなどの症状の方はお早めに産婦人科を受診されてください。

不妊治療の特徴

不妊治療ステージ

男女ともに健康で生殖機能に問題がない二人が排卵日付近に性交渉を行った場合、1周期当たりの自然妊娠確率は20~30%といわれています。20代~30代前半までは高い妊娠率をキープしますが、35歳を過ぎると18%になり、40代になると5%、45歳を過ぎると1%と0に近い数字にまで下がります。

2022年4月から人工授精と生殖補助医療(体外受精・顕微授精)が保険適用になりました。これにより高額だった不妊治療を年齢制限はあるものの、3割負担で受けられることになり、これまで以上に多くの方が治療を受けられるチャンスが巡ってきました。

不妊治療にはステージが設けられています。それぞれのステージついて解説していきます。

①タイミング指導:基礎体温や超音波検査による卵胞(卵子が入っている袋)の大きさを計測したり、子宮の入り口から分泌される経管粘液の性質検査や尿中の黄体形成ホルモン値などにより、排卵日を予測して、性交のタイミングを指導する方法。日本産婦人科学会の報告によりますと、妊娠率は6カ月間治療を継続して行った場合に約50%となります。  

②人工授精(AIH):排卵日に合わせて男性の精子を洗浄濃縮し、注入器で子宮内腔に送り込ませる方法。自然妊娠との違いは精子が入る場所だけで、受精から妊娠までの過程は全く同じですので、限りなく自然妊娠に近い方法です。自然妊娠では膣に精液が入り、そこから精子が子宮に到着するのに対し、人工授精は直接子宮に精子を注入しますので、精子と卵子が出会う確率が高くなります。妊娠率は、4カ月以上治療を継続して行った場合に40歳未満で約20%、40歳以上で10~15%となります。

③体外受精(C-IVF):卵巣の中には卵子が入っている卵胞とよばれる袋があります。通常毎月1個の卵子が卵胞から排卵されますが、排卵誘発剤を使って卵胞を多数発育させます。この排卵誘発剤は、月経3日目以内から使用します。卵胞が十分成長したら、局所麻酔や静脈麻酔を使用し超音波で卵胞を観察しながら細い針を刺して卵子を採取します。これを採卵といいます。精子の採取は、病院の採精室や自宅で行いますが、採精後2時間以内ものに限ります。新鮮な精子をシャーレの中に入っている卵子に振りかけ受精させます。受精を確認後、受精卵を専用の培養液で培養します。形態が綺麗な受精卵(胚)が良好なグレードの高い胚となります。培養が完了したら、妊娠に適した受精卵を選び子宮に戻します。このことを胚移植(ET)といいます。着床を促すために胚移植前から黄体ホルモンを投与します。胚移植後約10日で妊娠が成立しているか検査をします。

④顕微授精(ICSI):体外受精と同様に卵子を体外に取り出し、顕微鏡を見ながら卵子の中に細いガラス管を使って精子を一匹ずつ注入して受精させる方法です。精子の数や運動率に問題がある場合に行われ、精子が卵子に到着する過程をサポートします。

回数制限(体外受精・顕微授精)
治療開始時の女性の年齢

回数の上限

40歳未満 通算6回まで(1子ごとに)
40歳以上43歳未満 通算3回まで(1子ごとに)

 

病院での不妊治療を開始された後、どのステージでも鍼灸治療は可能です。しかし、効果が出るまでの期間は人それぞれです。妊娠を希望された時点で、できるだけ早い時期から鍼灸治療を受けられることをおすすめします。

血流の重要性

血液は、各組織へ酸素や栄養ホルモンを運んだり、不要になった二酸化炭素を回収したりと大事な役割を果たしています。血液が全身を巡ることで体内の様々な機能を正常に保っています。この血液の流れが悪くなってしまうと栄養不足になり、不要物が溜まって各組織は正常な働きができなくなるというわけです。

では、妊娠に関して血液はどのような働きをしているのでしょうか。

妊娠するということは、ホルモンの作用でふかふかのベットのように厚くなった子宮内膜に受精卵が潜り込み着床することをいいます。その後、受精卵が成長すると着床後10日ほどで妊娠の反応がでます。

この「ふかふかのベットのように厚くなった子宮内膜」というのが妊娠するためにはとても重要です。月経直後の子宮内膜の厚さは1㎜ほどですが、妊娠に適した子宮内膜の厚さは8㎜以上が良いとされています。

子宮にはいくつもの血管があり、子宮の周りから子宮動脈→弓状動脈→放射状動脈→基底動脈→らせん動脈を通ってようやく子宮内に血液が供給されます。

また、女性の体は視床下部⇔下垂体⇔卵巣⇔子宮が協調して働くことで正常にホルモンが分泌されます。脳の視床下部で産生された性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)が、脳下垂体前葉に作用し、性腺刺激ホルモンの卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)の分泌を促進します。FSHは、卵巣に作用し卵胞の成熟を促進しエストロゲンの産生を引き起こします。LHは、排卵を促し黄体化させプロゲステロンの分泌を促します。

いくつもの血管を血液がスムーズに流れホルモンが運ばれなければ、子宮や卵巣は正常には機能できません。ふかふかのベットのように厚くなった子宮内膜を作るためには、血流に乗って女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンがしっかり作用することが重要なのです。

この重要な血流をコントロールしているのは自律神経です。自律神経は交感神経と副交感神経の2つからなり、24時間自動的に働いてくれています。交感神経は、日中活動時や緊張や興奮状態のときに優位になり、血管を収縮させ血圧が上がります。筋肉への血流量を増やして内臓への血流量を抑えます。

対して、副交感神経はリラックス時に優位になり血圧は下がり、脳や内臓の血管を拡張させ血流量を増やします。この相反する作用をもつ2つの神経がバランスをとることで、体内環境を一定に保っています。

この自律神経は、ストレスや生活習慣によって乱れやすい特徴があります。ストレスを感じると視床下部からストレスホルモンであるアドレナリンが放出されます。アドレナリンは交感神経を刺激するため、内臓への血流量は減ってしまいます。また、寝不足や食生活の乱れ、運動不足、過剰なカフェイン・アルコールの摂取などは生活習慣の乱れとなり、交感神経が優位になります。

つまり「ふかふかのベットのように厚くなった子宮内膜」を作るためには、自律神経を整え、脳や内臓の血流を促進させ、ホルモンの作用を最大限引き出すことが重要といえます。

自律神経を整え、脳や内臓の血流を促進させるためには、全身の鍼灸治療が必要となります。代表的なツボ名は、三陰交、足三里、陽輔、関元、腎兪などです。また、子宮内膜症の方には八髎穴(はちりょうけつ)とよばれる仙骨にあるツボに施術を行います。

東洋医学的診断

不妊症を東洋医学的に考えると主に次の3つのタイプに分けられます。

①肝虚陽虚(かんきょようきょ)タイプ

肝は血(けつ)を蔵(ぞう)し支配する役割があります。「肝虚」というのは肝が虚(きょ)すことで、肝がもっている血が少なくなっているということです。「陽虚」とは、陰陽(いんよう)の陽が虚すことをいいますが、この場合、陰陽どちらも不足している状態をいいます。血そのものが少なくなった状態です。

例えば、過酷な労働でエネルギーを多く使ったとき、また出血などで血が体からダイレクトに抜けた状態のときです。血は車で例えるならガソリンのようなもので、体を動かす燃料のことです。この燃料が減ると様々な症状があらわれます。

□月経痛 □生理不順 □倦怠感 □無気力 □冷え性 □下痢 □腰痛 □眼精疲労 □爪の荒れ

当院では、東洋医学的な診断を行う際に必ず脈を診ます。手首左右それぞれに三箇所ずつ(上中下)の脈の打ち方を診ていきます。肝虚陽虚の方は、左手中下の脈が弱くなるという特徴があります。また、腹部は瘦せていて全体的に冷えています。お臍の上に硬く緊張した部分や、お臍の右下に押すと痛みを感じる部分があります。

 

②脾虚肝実瘀血(ひきょかんじつおけつ)タイプ

脾は営(えい)を蔵し、営は意(い)を舎(やど)す役割があります。営というのは気血津液という体を養うエネルギーのことです。脾は胃を働かせて気血津液を作り出します。意は、頭の中で物事を考えて組み立てたり、作り出す、創造するといった働きをします。脾が虚すということは、これらの働きが弱くなり虚熱(きょねつ)が発生し、この熱が体の深い部分に侵入に停滞している状態を肝実瘀血(かんじつおけつ)といいます。主に次の症状があらわれます。

□月経不順 □月経痛 □気鬱 □胃十二指腸潰瘍 □肝臓胆のう疾患 □頭痛 □肩こり □耳疾患

脈は全体的に強く大きく硬い脈をしています。一見元気があって健康的な脈にもみえますが、正常な脈よりも硬かったり触れる場所が深かったりします。また、腹部は、右肋骨の下側に抵抗感があらわれたり、臍の下にUの字状に硬さがみられます。

 

③肝虚陰虚(かんきょいんきょ)タイプ

①の肝虚陽虚でも述べましたが、肝虚とは肝がもっている血が不足することをいいます。血の中に含まれている津液という物質が不足したために起こる病症です。津液は腎(じん)に蔵されていますので、肝と腎どちらも不足している状態です。

□婦人科疾患 □不眠 □イライラ □目の疾患 □筋肉痛 □神経痛 □頭痛 □めまい □耳鳴り

脈は全体的に大きく表面で打っており、軽く指を当てた時には強く感じます。しかし、徐々に圧をかけていくと弱く感じます。お腹は、左肋骨下に抵抗感があらわれたり、お臍の左側に拍動を感じたり、鼠径部に圧痛がみられます。

 

当院の鍼灸治療では、問診や脈診腹診を行い、どのタイプかを見極め診断をします。その後、東洋医学の治療法のなかで代表的な六十九難の補寫法を用い治療を行います。虚している(不足している)ところは補い、実している(余っている)ところは、寫す(取り除く)という治療法です。そのほか、腹部や腰部、背部などのツボに施術を行います。

まれに1回の施術で妊娠することもありますが、生活習慣を変えることが難しいのと同じように体は簡単には変わってくれません。できるだけ早い時期から定期的な施術をおすすめします。

料金

不妊治療  10,700円

不妊治療の流れ

お問合せ・ご予約

お電話、公式LINE、予約サイトのいずれかからご予約をお願いいたします。お問い合わせは、お電話か公式LINEでお願いいたします。

施術中は、電話対応ができないことがありますが、後ほど折り返しをさせていただきます。

ご来院

ご来院いただきましたら、問診票にご記入をお願いいたします。

問診

これまでの経過や現在の病院での治療内容などについて詳しく伺っていきます。

また、患者さまのお体を把握するために既往歴もなどもお伺いさせていただきます。

施術着に着替える

施術着に着替えていただきます。

靴下やアクセサリーも外していただきます。

施術

ベットに仰向けに寝ていただきましたら鍼灸施術を始めていきます。

まず、脈やお腹の状態を診ていきます。問診の内容と現在のお体の状態を総合的に判断し、東洋医学的診断を行います。

施術中、鍼が痛いときや態勢が辛い、トイレに行きたくなった時など遠慮なくお申し出ください。

鍼灸施術の後には、ラジオ波施術で体の芯から温まっていただきます。ラジオ波を照射する部位は、お腹や腰部など冷え症状が強いところに行ていきます。

※施術後は、必要な治療頻度についてお話をさせていただきます。

不妊治療を受けられた方のお声

グレードの高い受精卵ができました!

福岡市のOさん(40歳)

36歳の頃に両側性卵巣嚢腫と子宮内膜症の手術を受けました。内膜症が重度だったことと、その頃は独身だったため子供を授かることをなんとなく諦めていました。でも、39歳で結婚をし不妊治療にチャレンジできるチャンスが私にも巡ってきました。

年齢や既往歴を考慮して、初めから体外受精を受けることになりました。2回目の体外受精が上手くいかなかったタイミングで、駆け込むようにトータス鍼灸院さんへ治療をお願いしました。

これまで大変だったことや不妊治療の内容をしっかりと聞いてくれる先生なので、安心して治療をお願いできました。

はじめは、お腹の冷えと足のむくみが酷かった私ですが、週に1回程度の治療で改善しました。鍼灸治療を受けながら、3回目の移植に向けての採卵を2回行いました。卵のグレードが以前の採卵の時よりも良く鍼灸の効果を実感しています。

先生は、自宅でできる体を冷やさないストレッチなども教えてくれます。次の移植に向けて、もっと体調を整えていきたいと思っています。

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