ラジオ波

健康を維持するために最も重要なのが、体温です。ご自身の平熱って何℃か把握されていらっしゃいますか？

理想的な体温は、わきの下の温度で３６．５℃前後といわれています。これは体内温度が３７．２℃あるということになり、これが生命力が最も活発になる体温です。適正な体温が内臓などの活動を支える酵素の働きを活性化させ、細胞の新陳代謝を活発にしてくれます。逆にいえば、１℃体温が下がると様々な悪影響を及ぼします。

①血管収縮による血液循環力ダウン⇩

体が冷えていると、血管が収縮して全身に血液が届きません。血液は体に必要な栄養、酸素、水や白血球などの免疫物質を運んでいるため、血流が滞ると体に様々な悪影響を及ぼします。

②基礎代謝１２％ダウン⇩

基礎代謝とは体を横にして安静にした状態で人間が最低限生きていくために消費するエネルギーのことです。人間が消費するカロリーのうち約６～７割は基礎代謝です。この基礎代謝が１割以上も落ちるということは、それだけ太りやすくなるということです。

③免疫力３０％ダウン⇩

免疫力が下がると、様々なウイルスや細菌による感染症にかかりやすくなります。また、抵抗力が下がって風邪やインフルエンザが流行るとすぐにかかってしまったり、治癒力も下がって重症化してしまうことがあります。

体温が１℃でも下がるとこんなにも危険ということがお分かりいただけたでしょうか？

ラジオスティムMH2を使った腰痛患者さんへの実験で、１日１回、２０分間、１０回治療を行った場合では８１％もの人が痛みが軽減し、体内温度が３～５℃上昇、またその効果は３～４時間持続したという結果が報告されています。

これほどまでに高い温熱効果と温熱持続性を発揮できる温熱療法は他にはありません。また、温熱の届く深さは皮膚表面から５～１０㎝。お腹や腰お尻など筋肉が多く重なりあっている部位でも、しっかりと温まります。

これまでのラジオ波施術では、電極を直接皮膚に当てることで体に照射するという方法が行われてきました。

しかし、当院のラジオ波では全く新しいマジックヒートハンドによる施術を行うことが可能です。マジックヒートハンドとは、腕や足に巻き付ける電極のことです。このマジックヒートハンドをセラピストが両腕に装着し、ラジオ波専用のオイルクリームを手に付け、患者様の皮膚にセラピストの指や手のひらが触れると、ラジオ波が照射されます。セラピストの手や指先が温まりますので、心地良い温熱を実感できます。温かいセラピストの手で施術を行いますので、ピンポイントでの施術が可能です。

手技と温熱を融合させた革新的な施術をご堪能下さい。

患者様からは、『温かくて気持ちいい』『眠っちゃうほど気持ちいい』といったお声をいただいております。

ラジオスティムの効果は大きく分けて２つあります。

①筋・腱・関節包などの軟部組織の柔軟性アップ⇧

他の温熱機器と大きく異なるのが『抵抗の高い場所に温熱が集まる』という特性にあります。抵抗が高い場所というのは、ストレッチをして伸ばされている箇所や関節を最大限に曲げている部分になります。つまり、柔らかくしたい筋肉や関節がある場合、直接患部へ照射することなく、ストレッチをしたり関節を深く曲げながら、照射すると自然と温熱が集まり効果的に柔軟性が増すということです。

例えば、股関節の柔軟性を出したい場合は、腰と足底に電極をあて、股関節を曲げ伸ばししながら、照射することで柔軟性が増し関節可動域が広がります。股関節は、お尻や恥骨下部などに筋肉があり、直接照射しずらい部位になります。服を着たままでストレスなく、施術を受けていただくことも大切だと考えております。

②血流・新陳代謝アップ⇧

痛みというものは、体の緊張を高めます。これは、交感神経という自律神経の中で体の緊張を高める神経が興奮するからです。そのため、血管が収縮し筋肉の緊張も高まるため、さらに血流が悪化します。血流の低下が持続すると徐々に組織が酸欠状態となり、また新陳代謝が悪化し組織が障害されてしまいます。組織が障害されると発痛物質が産生され、これらが痛みを誘発することになります。

痛みを和らげるためには、血流を良くすることが第一条件です。

人間は毎日細胞分裂を起こして健康を維持している生き物です。この細胞分裂を新陳代謝と呼びます。体内温度が上がることで、新陳代謝が活性化されると肌のターンオーバーが早まり美肌効果が期待できます。脂肪燃焼もしやすい体になり、ダイエット効果も上がります。

また、お腹にラジオスティムを照射し温めることで、腸が活発になります。腸は、体・心・脳に深く関わっており、冷えていると便秘、不眠、肌荒れ、イライラなどを引き起こします。お腹を温めることで腸活にもつながります。

体内温度が３～５℃上がるラジオスティムだからこそ、高い効果が出せるのです。