鎮痛剤を減らす鍼灸治療
頭痛で悩んでいる日本人は約4,000万人いるといわれています。およそ3人に1人の計算です。
世界では、約31億人いるといわれています。
主な頭痛は、片頭痛と筋緊張性頭痛です。
片頭痛は、光や音、匂いなどが刺激となり、頭の片側や両こめかみ周辺がズキンズキンと脈を打つように痛みが繰り返し起こり、吐き気を伴うこともあります。
筋緊張性頭痛は、頭や首肩まわりの筋肉が緊張することで起こり、締め付けられるような鈍い痛みが特徴で、頭全体や後頭部を中心に痛みが広がります。
また、片頭痛と筋緊張性頭痛の混合型の方も多くいらっしゃいます。
多くの方が悩んでいる頭痛に鍼灸の有効性があることが分かる研究結果が発表されました。
世界で発表された22件のランダム化比較試験、患者1,449名分のデータを統合して解析したもので、
医学誌Medical Science Monitorに掲載された内容です。
月に15日以上の頭痛が3カ月以上続き、鎮痛剤が手放せない。こうした「慢性連日性頭痛」の患者さんについて、鍼灸を受けた群では次のすべてで有意な改善が確認された。
・頭痛の起こる頻度
・頭痛の日数
・痛みの強さ
・頭痛の持続時間
・鎮痛剤の使用量
また、施術が終わった後でも、日数、強さ、持続時間、鎮痛剤の使用量は改善が保たれていた。
という研究結果が発表されました。
頭痛もちのかたは、「痛くなったら薬」、「痛くなりそうになったら薬」という生活に慣れています。
鍼灸は自己治癒力を高めて、頭痛が起こりにくい、酷くなりにくい身体作りができます。
頭痛には薬だけでなく、鍼灸という選択もおすすめです!
【出典】
医学誌Medical Science Monitor(2026年)掲載 「成人の慢性連日性頭痛予防における鍼治療の有用性:システマティックレビューとメタ分析」
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